・なにか提案するときは、「なにを言うか」を、優先させる。受け手にとってのベネフィットを約束する。なぜなら受け手は、自分のベネフィットという尺度しか持っていないから。
・プレゼンで理解も評価もされないのは、これを怠っていたときだ。受け手のベネフィットさえ約束すれば、必ず話を聞いてくれる。
・誰かに提案するものなら、アイディアは、自分の世界観や価値観の無垢な表現ではない。クライアントや消費者という受け手が、自分たちの欲求や目的をかなえるための、ベネフィットの約束である。
・表現は、表現であること以前に、伝達である。受け手に伝わらなければ、選ばれることもない。
・提案においては、受け手、つまりアイディアを評価する人の尺度が、すべてである。完全な買い手市場なのだ。受け手に売ることを目的に、買ってくださいと提案しているのだから、文句も言えない。
・受け手がアイディアの提案を、自分にとってのベネフィットだと評価することが、評価を受ける絶対条件。受け手のベネフィットも知らずに提案するのは、冒険である。
・ユニークを測る、ユニークな尺度などはない。結局は既存の尺度で価値を測られる。受け手に、ユニークな尺度を期待すれば、かならずコケる。
・選ぶ人間にしてみれば、アイディアを提案してくるのは、きみだけではない。他にいる、たくさんいる。
・知ることは、経験することでしか叶えられない。知りたければ、経験するしかない。つまり、経験することは、知ること。だから、経験を可能な限り重ねるよう、蓄積しよう。
・とにかく、経験量が、知っている量が、自分量だと信じて、質より量と信じて、経験を増やし続けるしかないのだ。やみくもに、がむしゃらに、貪欲に。
・経験量が増えることは、自分の考えの妥当性の精度を上げることになる。主観もしくは偏見に過ぎない自分の尺度に、できる限り多くの他者の主観を経験させて、自分の尺度の妥当性を知ることができる。それは、妥当性を高めることにつながる。
・考えることは、経験である。その経験が、考えるきっかけになる。経験をきっかけに 考えた経験。考えたことは、経験として蓄積されやすい。これが脳内データベースにあれば、ゼロに戻り同じ思考をたどる必要はない。
・脳内アングル・脳内ツリー。前者は視点の複数化、後者はその複数化された視点をきっかけに、想像力を働かせてアイディアに到達すること。
違った視点を持つこと、経験から次に活かせる何かを得ること、できそうでいて、できないこと。基本的なことだが、なかなか実行も難しいこと、これらの積み重ねが「経験」であり、「実力」なのかな。
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